世界に広がる出会いと対話
WCRP/RfP日本委員会は、世界90ヵ国以上にわたるWCRP/RfPネットワークの一員として、国内外のさまざまな宗教者、宗教コミュニティと連携し、出会いと対話をもとに世界の諸課題解決のために取り組んでいます。また、宗教コミュニティのみならず、国連諸機関、NGO、NPO、政界、学術界、経済界などとネットワークを構築し、協働しています。
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国際ネットワーク
WCRP/RfP国際委員会およびアジア地域を包括するアジア宗教者平和会議(ACRP)、そして世界90ヵ国以上にある国内委員会(諸宗教評議会)と連携し活動しています。
特に東北アジア地域では、韓国宗教人平和会議(KCRP)、中国宗教者和平委員会(CCRP)と積極的に対話・交流を行っています。また、ウクライナ、ロシア、パレスチナ、イスラエル、アフリカや南米諸国の紛争下の宗教者を日本に招き、平和構築に向けた対話の場(諸宗教平和円卓会議「東京平和円卓会議」)を開催しています。 -
解決に向けた提言
5~7年に1度開催されるWCRP/RfP世界大会やACRP大会において、諸宗教の結束した取り組みとして宣言文を採択し、この宣言文に基づき、宗教コミュニティや社会への啓発と活動を展開しています。
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学習・セミナー
2009年から毎年、日中韓の宗教者、学者らが東北アジア平和共同体構築に向けて意見交換するセミナーを、韓国宗教平和国際事業団(IPCR)と共催しています。2024年には、教皇庁生命アカデミー、アブダビ平和フォーラム、イスラエル諸宗教関係首席ラビ委員会と共に、広島市において「平和のためのAI倫理:ローマからの呼びかけにコミットする世界の宗教」を開催しました。
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⼈道⽀援
WCRP国際ネットワークを通じて、ミャンマー国内の脆弱なコミュニティに対する食糧や衛生用品支援や、ウクライナ避難民支援、トルコ・シリア地震被災者への支援を行っています。また、ACRPが取り組むフラッグシップ・プロジェクトに参画し、人身取引防止、平和構築、気候危機のための協働を行っています。