国連は2014年から７月30日を「人身取引反対世界デー」を定め、人身取引という犯罪を終わらせ、気づかぬうちに社会に溶け込んで生活していることが多い被害者に希望を与えるための行動を呼びかける機会としています。
人身取引は極度の貧困や不平等の固定化、教育や機会の欠如などで生じた脆弱性につけ込んだものです。
こうした被害者は性的搾取を受けたり、厳しい条件で強制的に働かされたりして、人としての基本的な人権や自由を奪われ、その尊厳を傷つけられています。
WCRP日本委員会では「人身取引反対世界デー」の呼びかけに応じ、
宗教者として人身売買の禁止を訴えかけるため、７月27日に円卓会議を開催いたしました。
