公益財団法人 世界宗教者平和会議日本委員会

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お知らせ
2022.3.24
国際関係 学習・セミナー

【4/9開催、当日配布資料あり】WCRP・IARF学習会『ウクライナ危機の打開に向けて』

ロシア軍の侵攻に始まったウクライナ危機は、多くの犠牲者を生み出し、人々に深い悲しみと苦しみを与えております。罪のない人々にむごたらしい暴力がふるわれ、かけがえのない命が奪われています。かろうじて生き残った人々も家を奪われ、生きるのに過酷な環境の中での生活を余儀なくされ、また暴力を目の当たりにした子供たちは心身に深い傷を負っております。

暴力は、一向に止む気配はありません。現在、国際社会の様々な外交努力が懸命に行われ、世界の多くの場所で平和を願う市民の懸命な声がたえまなく発信されておりますが、未だ戦争を止めるに至っておりません。

このような現状のなかで、私たち信仰を持つ市民は何を為すべきでしょうか。私たち一人ひとりは、どのような行動を起こすべきでしょうか。

平和的解決に向けた対話の呼びかけ、各国における政治指導者との協議、SNSを通した平和アピールの発信、人道支援のための財的支援、そして戦争終結に向けた祈りの結集など、まだ私たちができることがあるはずです。

この度の学習会は、ウクライナ危機を目の当たりにした、地球上で共に生きる一人の市民として、そして一人の信仰を持つ市民として、緊急的に必要とされる行動について学び合うものです。そのために、学習会では、最初にウクライナ危機の現状や和平に向けての国際社会の対応について学習します。その上で、この危機への当事者意識に立ち、困難な状況に絶望するのではなく、私たち一人ひとりが実施できる具体的な行動について真摯に話し合いたいと思います。

<要事前申込み>
下記URLより参加登録をお願いします。
https://us06web.zoom.us/meeting/register/tZIudOqrqjMtH9P4QFXBLLE9I83uAEgtGkf3

<プログラム(敬称略)>
14:00 開会
挨拶:植松誠(WCRP日本委員会理事長)
講師紹介:神谷昌道(アジア宗教者平和会議シニアアドバイザー)
講演「ウクライナ危機への国際社会の対応と市民の役割」(仮)
――植木安弘(上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授)
15:00 休憩
15:10 諸宗教パネルからの応答
――田中常隆(WCRPジャパニーズトラスティーズ代表)
――杉野恭一(前WCRP国際副事務総長)
――篠原祥哲(WCRP日本委員会事務局長) 他
15:35 講演者、パネルへの質疑応答
16:25 挨拶:酒井教雄(WCRPジャパニーズトラスティーズ創設者・IARF日本チャプター委員長)
16:30 閉会

<ちらし>ウクライナ勉強会(ちらし)最終版

当日配布資料:ウクライナ勉強会(当日配布プログラム)