Religions for Peace国際委員会が発表した2024年活動報告ページの日本語訳を掲載します。
本年もReligions for Peaceへの変わらぬご支援と、私たちの使命へのご尽力に心より感謝申し上げます。皆さまとのパートナーシップは、私たちが前に進むための大きな支えとなり、多くの意義ある成果を達成することができました。すべての人々のために、平和で公正かつ持続可能な世界を築き、「共有された幸福(Shared Wellbeing)」を実現するという使命を胸に、これからも努力を続けてまいります。皆さまと共にこの旅を歩めることを心より誇りに思います。
今年は目覚ましい変化と成長の年となりました。私たちは新たなパートナーシップを築き、これまでのつながりをさらに強化することができました。皆さまのご支援を受け、地域、国内、そして地元における諸宗教間協議会(Women of Faith NetworksやInterfaith Youth Networksを含む)を充実させ、平和を育み、人類の繁栄を促進する力を一層高めてきました。また、世界中の人道的危機に対応するための「諸宗教人道支援基金」を通じて、これまでに37件以上の宗教間プロジェクトを実施し、3,700万人以上の方々に支援を届けることができました。2024年の活動の詳細は「Year 2024 at a Glance」レポートをご覧ください。
2025年を見据える中で、私たちはまだ多くの課題に直面しています。皆さまの引き続きのご協力とご支援は、私たちの活動を成功へと導き、その成果をより多くの方々に届けるために欠かせないものです。もし私たちの活動にさらなるご支援をお考えいただける場合は、ぜひ寄付ページをご覧ください。
平和の実現に向け、皆さまからの温かいお力添えに深く感謝申し上げます。
どうぞこの1年が、平和と喜び、そして充実感にあふれるものとなりますよう心よりお祈り申し上げます。
Religions for Peace 事務総長
フランシス クーリア博士
<2024年度活動報告書>
この報告書では、2024年におけるReligions for Peaceの多宗教による取り組みの中から、地域、国内、地域圏、そして国際レベルでの主な成果をいくつかご紹介しています。以下、抜粋した内容をご紹介!
英語版報告書はコチラ➡2024 at a Glance
1. 2024年2月、フランシス・クリア博士がReligions for Peaceの新しい事務総長に就任。
2. 国際社会における宗教と信仰に基づく団体の役割に関する10周年記念シンポジウム
3. 第2回平和円卓会議を東京にて開催。
4. 世界難民の日を記念して、「他者を受け入れる:難民やその他の強制移住コミュニティのためのアドボカシーと行動の強化」と題したバーチャルウェビナーを開催。
5. UNICEFとThe Joint Learning Initiative Faith & Local Communitiesと共に、南アジアのワクチン接種に関する知識、信念、態度、認識、そして実践を評価することを目的とした調査を実施。
6. 多宗教による卓越した女性賞 授賞式において、ケゼビノ・アラム博士、ナイラ・タッバラ7. 教授、アガサ・オゴチュク・チケル修道女3名が受賞。
8. 第29回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP29)において3つのサイドイベントを実施。
9. 国連大量虐殺防止特別顧問事務所(UNOSAPG)とReligions for Peaceは、覚書(MoU)を締結し、重要なパートナーシップを締結。