2014年から「人身取引反対世界デー」が行われ、国連は、この日のことを、人身取引という犯罪を終わらせ、気づかぬうちに社会に溶け込んで生活していることが多い被害者に希望を与えるための行動を呼びかける機会としています。
人身取引は極度の貧困や不平等の固定化、教育や機会の欠如などで生じた脆弱性につけ込んだものです。こうした被害者は性的搾取を受けたり、厳しい条件で強制的に働かされたりして、人としての基本的な人権や自由を奪われ、その尊厳を傷つけられています。
本学習会では、宗教者として、つながりあういのちに気づき、人が持って生まれた尊いいのちの尊厳を考え、人身取引防止のために私たちに何ができるかをともに考える機会としたいと思います。さらに、国際的な人権規範や持続可能な開発目標(SDGs)の達成といった、広く社会で共有された価値と照らし合わせながら、人々が慈しみ合い、よりよい社会を構築するための一助となることを目指していきます。
また、WCRP日本委員会では、本学習会での議論を受けて、7月30日の「人身取引反対世界デー」に向けて声明文を発表する予定です。
1.日にち:2023年7月1日(土)15:00-17:00
2.場所:Web会議システム(ZOOM)
3.参加方法:下記のURLからご登録ください。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZcpce6spz0jHdF0jj7vdkp45q6wfUKUjqMj#/registration
◆チラシもあわせてご参照ください。
◆当日配布資料