4月27日参議院議員会館で、WCRP日本委員会と核軍縮・不拡散議員連盟(PNND)日本は、核兵器廃絶に向けた共同提言文を発表しました。
この提言文は元々、同日から開催される予定であった核不拡散条約(NPT)再検討会議(米ニューヨーク・国連本部)に向けて、日本の国会議員と宗教者が合同で核兵器廃絶を呼びかけものでした。新型コロナウイルス蔓延のため、NPT再検討会議は延期になりましたが、WCRP日本委員会とPNND日本は、現在の核兵器をめぐる国際情勢の深刻さを憂慮し「『核軍縮の努力』は延期されてはならない」という考えのもと、予定通り共同提言文を発表しました。これまでにも、2015年と2019年に共同提言文を発出しています。
今後提言文は、日本政府に提出すると共に、両団体に関係する宗教者や政治家、NPO、NGO、学者らにも共有し、核兵器廃絶に向けた機運がさらに高まっていくよう呼びかけていきます。
プレスリリース:163 WCRPとPNNDが核兵器廃絶に向けた共同提言文を採択