9月21日〜23日都内ホテルで、WCRP /RfP国際委員会・日本委員会共催の第1回東京平和円卓会議が、声明文を採択し終了しました。会議には、14カ国の宗教指導者や政府関係者、政治家ら約50人が会場で出席し、オンラインで15カ国約60人が視聴しました。
この円卓会議は、戦争・暴力下にある国々の宗教指導者らが東京に集い、ポストコンフリクト期における宗教の役割について、それぞれの見解と洞察を交換し、社会的結束や和解に向けた多様な努力など、実践的な経験と活動を共有するものです。
出席者は、WCRP /RfP国際委員会・日本委員会の役員やWCRP /RfP地域委員会からの代表者、そして、以下の7つの地域の宗教者がそれぞれの宗教を代表するかたちで参加しました。
ブルキナ・ファソ:宗教担当政府関係者
エチオピア:女性ネットワーク指導者、キリスト教、ムスリム指導者、
シリア:キリスト教指導者、ムスリム指導者
南スーダン:キリスト教指導者
ミャンマー:キリスト教指導者、仏教指導者
ロシア:ロシア正教指導者、ムスリム指導者、ユダヤ教指導者
ウクライナ:ウクライナ正教指導者、宗教担当政府関係者、カトリック指導者
プログラムは、添付にある通り、紛争地域における宗教者の役割に焦点を当て、現在、現地で実施されている紛争和解向けた行動や諸宗教ネットワークの活動のあり方について議論を行いました。
そして、会議の最後に声明文(添付)を採択し、今後も和解に向けた宗教者による対話の継続を確認しました。
【プログラム】第1回東京平和円卓会議
【声明文】「戦争を超え、和解へ」諸宗教平和円卓会議 第1回東京平和円卓会議(英日)